Now Loading

えひめの祭りと芸能について

年中行事

五反田の柱祭り

ごたんだのはしらまつり

  • 五反田の柱祭り
  • 五反田の柱祭り
  • 五反田の柱祭り

毎年8月14日の晩に行われる五反田柱祭りは盆の火投げ行事であり、類似行事は全国各地に見られ、柱松、投げ松明等と呼ばれ、盆の前後に高い柱を立て、先端に漏斗状のものを取り付け、下から火の点いた松明を投げ上げて先端に点火します。静岡県、福井県、京都府、和歌山県、山口県、大分県等の122ヶ所で行われていますが、四国では五反田が唯一となっています。一般には盂蘭盆に精霊を招く高燈籠や迎え火、送り火と同じ機能を持ち、火の呪力で悪魔退散を祈願するものとされますが、五反田柱祭りは直接的に盆の精霊の送り迎えをする儀礼は見られず、非業の死を遂げた修験者の祟りを鎮めるために行われます。その由来伝承は、戦国時代に萩森城に仕える金剛院円海法印という修験者がいて、彼が九州での修行中に土佐の長宗我部氏が攻めてきたので、急ぎ白馬に乗って萩森城に帰還したところ、敵方と間違えられて射られてしまいます。その後、五反田に悪い病気が流行り、地元の人がこれは金剛院の祟りに違いないといって、彼の霊を供養するために柱祭を始めたといわれます。


伝統芸能の指定の区別
県指定無形民俗文化財
実施日
8月14日
開催場所
  • 八幡浜市五反田
  • 王子の森公園
実施団体
五反田地区
お問い合わせ先
  • 八幡浜市商工観光課
  • TEL:0894-22-3111
補足事項
参考文献
「八幡浜の文化財」編集委員会編『八幡浜の文化財』(八幡浜市教育委員会、2015年)
大本敬久「盆の火投げ行事の分布-全国柱祭り・柱松資料集成-」(『愛媛県歴史文化博物館研究紀要』17号、2012年)